高校受験は塾なしでいける?中3春から夏までのわが家のリアルな選択

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中学3年の春。

娘は「塾には行きたくない」と言いました。

まわりは春期講習へ。
受験モードに入り始める同級生たち。

でも、わが家は塾なしで高校受験を目指そうとしていました。

フルタイムで働きながら、
私なりに調べ、サポートする覚悟も決めました。

けれど――
夏休み前、
私たちは大きな方針転換をすることになります。

これは、中3春から夏までのわが家のリアルな選択の記録です。

塾に行きたくないと言った春

春休み。
まわりの子は春期講習へ。

でも娘は言いました。

「塾には行きたくない。」

近所の塾には、すでに同級生が通っている。
人間関係もうまくいっていない中で、
今から入るのは気が重かったのだと思います。

中1・中2では別の道を目指していた娘。
でも夢は破れ、現実として高校進学を考えるようになりました。

まずは高校探しから始めました。

ネットで調べると、
「行きたい高校が見つかるとやる気スイッチが入る」とありました。

ならば、そこからだ。

制服、通学距離、やりたい部活。
資料を集め、説明会の日程を調べ、
仕事と両立しながら一緒に高校を見て回りました。

塾に行かない選択を受け入れ、
塾なしで受験を成功させる方法も必死に探しました。

中間テストや期末テスト、
評定をどう上げるかも調べ、
「私がサポートしよう」と覚悟を決めました。

でも――

やはり限界がありました。

受験対策の勉強まで私が抱えると、
次女との時間がなくなる。

これは続かない。

夏期講習という選択

夏休み前。

「夏が勝負」と知り、
軽い気持ちで聞いてみました。

「夏期講習、どう?」

すると娘は言いました。

「行きたい。」

そこから急いで塾探し。

集団か、個別か。
費用も違うと聞いていたけれど、
ここまできたら受験成功が最優先。

いくつか見学へ行きました。

ある塾ではこう言われました。

「うーん…本人が頑張れば受かる可能性はありますよ。」

正直な言葉。

でも、私の心は動きませんでした。

そして、別の塾で。

「大丈夫。私たちにお任せください。」

その一言で、決まりました。

娘も隣で聞いていて、

「ここにする。」

中3の夏休みが始まってすぐ、
入塾手続きを済ませました。

月3~5万円の現実

同時に、現実も始まりました。

入塾の説明を受け、
月謝の説明を聞き、
季節講習の費用を聞き――

数字が並んだ紙を見たとき、
正直、少し息が止まりました。

月3~5万円。

それに加えて、
夏期講習などの特別講習費。

「聞いてはいたけど、これか。」

という感覚でした。

決して安くはない。

でも、ここで頭に浮かんだのは別の数字でした。

もし公立に落ちて私立になったら――

高校3年間の学費。
通学費。
教材費。
そしてその先の大学費用。

ざっくり計算してみると、
塾代とは比べものにならない金額になることは明らかでした。

私は娘に正直に伝えました。

公立に行けたら、
iPhoneも買ってあげられる。
遊ぶお金も渡してあげられる。

でも、私立になったら…
正直、それは難しいかもしれない。

娘はしばらく黙っていました。

友達の多くはiPhone。
高校生活も楽しみたい。

その気持ちは、痛いほどわかっていました。

そして娘は言いました。

「じゃあ、本気でやる。」

あの日から、
家の空気が変わりました。

娘の受験スイッチが、
確かに入った瞬間でした。

※金額は当時、学校資料や公的データをもとにわが家で試算した目安です。

次回は、実際にわが家が支払った塾代と、公立・私立を本気で比較したリアルな数字について書こうと思います。


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